男性とネキシウム

スクラルファートとネキシウムと人間ドックの胃の検査

スクラルファートは、胃の粘膜に付着して胃酸から胃粘膜を保護する防御力を高める薬です。また、傷付いた組織の修復をはやめたり、胃液のペプシンの作用を抑える作用もあります。
スクラルファートは、胃酸の刺激によって起こる胃炎や胃潰瘍をはやく治したい時に有効です。胃の粘膜を保護する薬なので、胃荒れを起こさせる鎮痛剤と併用することも多いです。
これに対してネキシウムは、胃粘膜を保護するのではなく、胃酸の分泌を抑える薬です。PPI (プロトポンプ阻害薬)とも呼び、胃酸の分泌を行う胃の輸送隊のプロトポンプを阻害することで、胃酸が出てしまうのを防ぎます。胃酸過多や食べ過ぎなどで胃の分泌が多くなってしまっている人に有効です。
胃酸が多くなると、逆流性食道炎につながることもあります。胃は胃酸から自分を守る機能がありますが、食道にはそれがないため、影響を受けやすいです。
なんども繰り返しているうちに、慢性的な症状になって他の食道の病気のリスクを高めてしまうこともあります。
病気を防ぐには、病気になる前に人間ドックなどを受けて自分の体の状態を把握しておくことが大切です。人間ドックの胃の検査でよく使われるのが、バリウムです。バリウムとX線検査を行うことで、胃だけではなく食道や十二指腸まで広範囲に調べることができます。
検査前に胃を空っぽにしておく必要があったり、飲んだ後に出すのが大変などデメリットはありますが、今でも有効な検査方法として使われています。
もしバリウムの検査で異常が見つかった場合には、胃カメラを飲んで精密検査するのが一般的な流れです。消化器系の病気に不安がある人は、35歳を過ぎたら人間ドックで検査を受けておいたほうが良いでしょう。